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ネフローゼ症候群

あまり聞かない名前ですね。なかなか完治しにくい病気です。
大まかに言うと、

ある特定の症状を呈する腎臓疾患の総称。
高脂血症(高コレステロール血症)、低蛋白血症、高度な蛋白尿、浮腫(眼瞼や下肢)を主な症状とし、糸球体基底膜の透過の亢進を一次的異常として認める症候群である。若年層(特に幼少期では男子)に多く発症する。
上記の主症状以外にも、皮膚の蒼白化や無気力、食欲不振、腹水・胸水等をみる。なお浮腫形成時には乏尿となる。

 こんな感じだそうです。
お医者さんにいきなり「ネフローゼですね」なんて言われても、へ?何それ?って状態でしょう。
自分は医者ではありません。専門的な治療法なんてわかりません。んでも、この病気の辛さはよくわかります。今も病名を書いただけで、妙な気分に襲われてきます・・・心の中から閉め出していた言葉、忘れようとしていた言葉です。完治という言葉があるのかどうかはわかりませんが、お医者さんと縁がきれてから、約20年。今でもその時の辛さが心から抜けていないんだなあと、あらためて気がつきました。
 てか自分もネフローゼでした・・・きっと今も病院のベットの中でじっと、おしっこが出てくれるのを待っている人や、ステロイド剤が少しでも減ってくれるのを心待ちにしている人がいることでしょう。そんな人たちに少しでも、勇気と元気を届けられたら・・・幸せです。
なんて・・・かっこいいもんじゃないですが「治っちゃうからね」ってことを皆さんにお知らせしようかなと・・・思っています。

 自分は、ずいぶん前(9歳かな?)に発病しましたので、今と当時では(わはは、35年前だ!)治療法も変わってきているでしょう。なにぶん昔のことなので記憶もはっきりしてません。そのへんはなにとぞご勘弁をお願いします。

 発病までは、人の3倍動き回ってるといつも怒られているような子供でした。TVゲームなんかない時代。学校から帰ると同時に外に遊びに出掛け夕暮れまで走り回っていました。

 発病:確か小学校4年生の9月ごろだったように記憶しています。その春、学校でした尿検査で、蛋白が±。再検査に引っかかりました。かかりつけの内科医で、検査をしてもらい異常なしの診断でした。前の年から剣道を始めて、それ以来は風邪もひかなくなったので病気になるような気もしませんでした。
 夏の頃から、瞼の上がむくんでくるようになりました。眼科に行って診てもらいましたが、当然異常なし。しばらくプールは止めておいて・・ぐらいです。そこから動けなくなってしまうまでの期間は覚えていません。ある朝、体中がだるくて、ご飯も食べれない。動くのもやっとの状態。前出の内科医に出掛けました。それが始まりだったでしょうか・・今から思えばそのときに既にかなりひどい状態だったのだと思います。家で寝たきり。ご飯んはろくに食べれない。毎日お医者さんが来てくれて注射。薬がどうだったのかもわかりません。そんな日が半月ほど続いたと思います。
 ある夜、嘔吐の繰り返し。何も食べていないのに出る物なんかありません。苦い胃液だけだったのははっきり覚えています。その状態までになって、かかりつけのお医者さんも手におえないと思ったのでしょう。「日赤にいってみてください」と紹介状を、くれました。たぶん入院になりますと一言付け加えられたのがショックでした。親父が来て「合宿だと思えばいいよ」といったこともはっきりと覚えています。

2へ続けます・・・・




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